トネリコの樹の下で

物理と音楽と時々水泳。オペラに関する話題が中心です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

シュレーダー独語盤『アイーダ』 (ヴェルディ)

このごろ似たような作品のメモばかりだったので志向を変えて...(?)。

①音盤情報
『アイーダ』(ヴェルディ作曲)[独語歌唱]

 アイーダ: アンネリース・クッパー
 アムネリス: マルガレーテ・クローゼ
 ラダメス: マックス・ローレンツ
 アモナスロ: ルドルフ・ゴンツァー
 ランフィス: オットー・フォン・ローア
 巫女: クリスタ・ルートヴィヒ

 指揮: クルト・シュレーダー
 ヘッセン放送交響楽団・合唱団
 録音: 1952年、フランクフルト

情報はNaxosより。

②はじめに
3回目の鑑賞。独語歌唱。

音質はこの時代の放送録音という感じで、慣れてる人には何ら問題ない音質。
しかしながらオケと合唱が同時に咆哮するところは、録音レンジが追いついていない印象。

③指揮・オケ
シュレーダーの棒は勢いと纏まりは感じられます。
レンジの問題はあるけれど、凱旋の場などはもう一歩。合唱とずれるのも多少気になるところ。

④歌手
ベテランの活躍が光ります。

血管ぶちギレんばかりのローレンツのラダメスが圧倒的。彼なら放っておいても勝ちて帰って来るでしょうw。キャリア末期にも関わらずその声の輝かしさは衰えを知りません。特に3幕後半と4幕1場は必聴で、ラダメスを持ち役としたという話にも納得です。
クローゼも結構なベテラン、暗い中低音と鋭く安定した高音が特徴。アムネリスには怖い、というかほぼオルトルートな気はしますが...(笑)。彼女も4幕1場で本領発揮です。(更に10年前ぐらいの録音もあるらしいから聴いてみたい)。

クッパーはそのスピントな声で丁寧に歌っていたと思います。ヴェルディ的な意味では、彼女が一番違和感無いかもしれません。
アモナスロやランフィス等の男声低音勢は、はっきり言ってマイナーな人たちですがとてもイイ声!。特にゴンツァールとフォン・ローアは有名歌手に勝るとも劣りません。
こういった録音上マイナーな人の声が聞けるのも独語盤イタオペの楽しみのひとつですね(^^)。

巫女がなんかうまいと思ったら若き日のルートヴィヒでびっくり。
合唱は録音上不利でしょう。
-----

マニア向け、ですがそのマニアには強くお勧めしたい盤です。



((以上感想は素人耳による非常に個人的なものですのでご注意ください))
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。