トネリコの樹の下で

物理と音楽と時々水泳。オペラに関する話題が中心です。

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アバド旧盤『セビリアの理髪師』 (ロッシーニ)

このごろ有名盤が多くなってます。

①音盤情報
『セビリアの理髪師』 (ロッシーニ作曲)

 ロジーナ: テレサ・ベルガンサ
 アルマヴィーヴァ伯爵: ルイジ・アルヴァ
 フィガロ: ヘルマン・プライ
 バルトロ: エンツォ・ダーラ
 バジリオ: パオロ・モンタルソロ
 ベルタ: ステファニア・マラグー 、他

 ロンドン交響楽団、アンブロジアン・オペラ・コーラス
 指揮: クラウディオ・アバド
 録音: 1971年9月、ステレオ録音

HMVのこちらを参照しました。

②はじめに
n回目の鑑賞。超々有名盤。
映像盤・新盤(ドミンゴがフィガロを演じたやつ)は未聴です。

ロッシーニルネッサンスの功労者アバドによる録音。ゼッダ版のクリティカルエディションによる録音とのことです。(しかし伯爵の大アリアは入っていません、残念......)。

③指揮・オケ
アバドとLSOは整った音作り。真面目すぎる印象もありますが、ここまで整えた演奏でも愉しさを失わないのは凄いところ。

チェネレントラ同様CDでのオケはLSOですが、彼らの響きがそういう印象を与えるのかもしれませんね。個人的にはもっとウキウキしてた方が好みですけど...。

④歌手
プライのフィガロは有名ですが、現代の耳には音捌きが少し雑。彼は本来“ルネッサンス”以前の人なんだと思います。もちろんそれはハイレベルでの話で、そのキャラと声の魅力は愛すべきもの。
同様に“ルネッサンス”以前の人であろうアルヴァの伯爵。ここではその甘い声を垂れ流すのではなく、歌い口を整えて臨んでいるようです。所々転んだりでアジリタは傷ありですけど、ある種“美しい”歌唱で優しさと余裕を感じさせる伯爵。

ベルカンザは言うに及ばずロジーナの第一人者。声・技術・表現、文句の付けようがなくて逆に困る(笑)。
ダーラもチャーミングで明るい役作りで、やはりバルトロのベスト。モンタルソロはいつもどおりの王道的ダメおじちゃん、しかしそれでいてマンネリ化しない面白さがよい。

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有名なだけあって魅力大なのですが、諸手をあげてのベスト盤かというとちょっと違う気もしますね。



((以上感想は素人耳による非常に個人的なものですのでご注意ください))
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コメント


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いろんな意味で歴史的名盤、というやつかなと思いますね。

新盤はやっぱりドミンゴが変なのと、やっぱりバトルが変なのが^^;他3人、特にガッロの陰険なバルトロはここでしか聴けない味のあるものなので、ちと残念。

これも決定盤のない作品よね~

Basilio | URL | 2014-10-15(Wed)10:21 [編集]


Re: タイトルなし

> 新盤はやっぱりドミンゴが変なのと、やっぱりバトルが変なのが^^;他3人、特にガッロの陰険なバルトロはここでしか聴けない味のあるものなので、ちと残念。
新盤は仕入れるモチベーションが沸かないんですよね...。うーん。

> これも決定盤のない作品よね~
面白い盤数多くあるんですけど、5人集めるのが難しいでしょうねー。

とねりこ | URL | 2014-10-15(Wed)14:18 [編集]


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