トネリコの樹の下で

物理と音楽と時々水泳。オペラに関する話題が中心です。

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イッセルシュテット独語盤:『運命の力』 (ヴェルディ)

色モノですが...。

①音盤情報
『運命の力』(ヴェルディ)
 
 ドンナ・レオノーラ: カルラ・マルティニス
 プレジオジッラ: マルタ・メードル
 ドン・アルヴァーロ: ルドルフ・ショック
 ドン・カルロ: ヨーゼフ・メッテルニヒ
 グァルディアーノ神父: ゴットローブ・フリック
 ヘラ・メリトーネ: グスタフ・ナイトリンガー 、他

 北ドイツ放送交響楽団
 指揮: シュミット・インセルシュテット

すみません、今手元にないのでこれだけで...。後にCDを見て補筆します。

②はじめに
3回目の鑑賞。発見後即購入したCD。
イッセルシュテットはモーツァルト以外にオペラのイメージはないと思いますが、『ワルキューレ』1幕抜粋(既聴)や当盤のような録音も残っています。ヴェルディでは他に、『椿姫』の抜粋や『アイーダ』全曲が残っているらしい(こちらは未聴)。

この音源を聞く人が音質にこだわるとは思えませんが一応...。スタジオモノラルであることを考えると良くはなく、やや冷たく乾燥した音です。しかし十分安定していますので、鑑賞には差し支えないかと。

③指揮・オケ
“ドイツ”らしいというか、カッチリした印象。個人的にはもっと煽るとこ煽ってくれた方がよかったです、作品が作品なので。上記音質も関係あるかもしれません。
オケのまとまりは悪くないですが、注目するほどではないかと。

④歌手
脇役からになりますが、メードルのプレジオジッラが当役ベストな出来。役のイメージにぴったりな色気と艷ある声が反則級。並み居る伊国メゾを含めても、彼女以上のプレジオジッラが思い浮かびません。

フリックは意外とドス黒くないです(笑)。パワフルに歌うところが少ないせいか、彼の深い声が懐の広そうな神父を描き出してます。まぁ厳格そうではありますが((・_・;)))。
ナイトリンガーがメリトーネということで、完全に修道院がニーベルンゲンww。彼のような癖のある名優が演じると物語が引き締まります。彼とメードルの活躍ゆえ、本筋と関係ないところが印象深い。

ショックとメッテルニヒはお馴染みコンビ。癖がなく上から下までちゃんと出る声で、二人とも優れた歌唱だと思います。特にメッテルニヒの高音は素晴らしい。
しかし声が比較的筋肉質なので、ヴェルディ的には脂身不足に感じます。まぁそれを期待して独語盤聞くなという話ですね(^^;)。

マルティニスの歌唱は悪くないですが、ミラノフを聞いた後だと緊張感不足が目立ってしまう。高音・技術はあるようですがそれに集中するあまり、歌唱にナチュラルさを欠く気がします。

合唱はちょっと冴えなかったかなぁ。

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非常に私好みなマニア用音源です。しかし音も悪くはなく、有名な歌手の声を楽しめるのでファンの方はぜひぜひ!!



((以上感想は素人耳による非常に個人的なものですのでご注意ください))
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