トネリコの樹の下で

物理と音楽と時々水泳。オペラに関する話題が中心です。

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ロペス=コボス盤:『セビリアの理髪師』 (ロッシーニ)

疲れた時にはロッシーニ!!

①音盤情報
『セビリアの理髪師』(ロッシーニ作曲)

 ロジーナ: ジェニファー・ラーモア
 フィガロ: ホーカン・ハーゲゴール
 アルマヴィーヴァ伯爵: ラウール・ヒメネス
 バルトロ: アレッサンドロ・コルベッリ
 バジリオ: サミュエル・レイミー
 ベルタ: バルバラ・フリットリ 、他

 ジュネーヴ歌劇場合唱団
 ローザンヌ室内管弦楽団
 指揮: ヘスス・ロペス=コボス
 録音:1992年

参照したHMVはこちら。Naxosにもあるようです。

②はじめに
2回目の鑑賞。
全曲盤CDとしては新しい方。故に音質もよい。新しい版を使ってるのか聞き慣れない部分がちょこっとありましたね。

1回目聴いたときより印象がよかった。ベスト盤に挙げる人が多いのも頷けます。

③指揮・オケ
ロペス=コポスとオケは、役者を食って掛かるのでなく後ろから後押ししていくスタイル。後ろで活発な音楽が鳴っているお陰で、キャラが生き生きとして、結果オペラ全体の生気に繋がっています。
テンポ設定は若干速めだと思います。

オケも指揮の意図に沿って、上記素晴らしい音楽を作っていました。

④歌手
主要キャスト全員揃えるのが難しい作品ですが、この盤はほんと穴がない。アリアはもちろんアンサンブルが見事。

そんな中でもラーモアはベスト・ロジーナのひとり。技術は言わずもがな。メゾの柔らかな中低音を持ちながら溌剌さも共存させた素敵な歌唱。ベルカンザよりは深く、ヴァレンティーニ=テッラーニよりは快活、という感じでしょうか。

コルベッリは「大真面目に生きる」バルトロを演じています。その真面目さが逆に面白い。例えばダーラのチャーミングなバルトロとはまた違った楽しさがあります。アジリタも立派。
ロッシーニでも名を馳せたレイミーのバジリオも印象的。ちょっと冷たい声が品と知性を感じさせます。実は「音楽家バジリオ」としてはこういうのがベストなのでは。

ヒメネスとハーゲゴールは声自体にもう一歩魅力があったらベストでしたが、前者は品行良さそうな気品ある学生リンドーロ、後者はいつもハイテンション明るい理髪士といういいキャラ出てます。技術も確かですし、十分楽しめますね(^^)。

ベルタを若き日のフリットリがやってるのがちょっと意外。若めなベルタです。

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『セビリア』の理想的な演奏の一つがここで聴けます。



((以上感想は素人耳による非常に個人的なものですのでご注意ください))
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