トネリコの樹の下で

物理と音楽と時々水泳。オペラに関する話題が中心です。

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シッパーズ盤:『マクベス』(ヴェルディ)

①音盤情報
『マクベス』 (ヴェルディ作曲)

 マクベス: ジュゼッペ・タディ(タッディ)
 マクベス夫人: ビルギット・ニルソン
 バンクォー: ジョヴァンニ・フォイアーニ
 マクダフ: ブルーノ・プレヴェディ
 マルコム: ピエロ・ディ・パルマ
 侍女: ドラ・カッラル
 医師: ジュゼッペ・モレッシ

 指揮: トーマス・シッパーズ
 ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
 1959年録音

情報はタワーレコードさんより。

②はじめに
ここまでこっそり、独系のドラマティック・ソプラノによるマクベス夫人を収集し(ひっそり特集し)てきたわけですが、ここでひと区切り。順にリザネク、ヴァルナイ、ゴルツ、メードルときて、ここではニルソンです。

③指揮・オケ
シッパーズのガツガツと歯切れよい棒さばきは、初中期ヴェルディのひとつの理想形でしょう。
聴いてて清々しい演奏です。

④歌手
歌の聴きどころその1はタッディによる、人間味溢れるマクベス。よい意味で最も一般人的で、最も共感できるマクベスです。それでいて美声だし技術や表現も確かだし、文句ないですね。

聴きどころその2は、プレヴィターリのマクダフのアリア(かっちょいい)、更にその後のデ・パルマとの短い二重唱(いいアンサンブル)です。多くのテナー達が名唱を残してますが、この録音も他に引けをとりません。

フォイアーニは地味ではありますが、手堅く締めていて好印象。
合唱もシッパーズの指揮通りのキビキビしたもので○。

ただ問題のニルソンはちょっとなぁ。。。2つめのアリアとか部分的にはよい一方、全般的には透き通りすぎてて毒気が足りないかと。当然彼女なので譜面上はほぼ問題なく歌われているんですが。
やはり声の強さだけではないってことですね、この役は。彼女にエルザの録音はあれどオルトルートの録音がない理由が分かる気がします笑。
また、独系ソプラノの演奏は皆そうですが、転がしはちょっと辛そうです。
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ともかく全体としては楽しめる盤です。



((以上感想は素人耳による非常に個人的なものですのでご注意ください))
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