トネリコの樹の下で

物理と音楽と時々水泳。オペラに関する話題が中心です。

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ヤング盤『神々の黄昏』 (ワーグナー)

①音盤情報
『神々の黄昏』 (ワーグナー作曲)

 ブリュンヒルデ: デホラ・ポラスキ
 ジークフリート: クリスティアン・フランツ
 ハーゲン: ジョン・トムリンソン
 グンター: ローベルト・ボルク
 アルベリヒ: ヴォルフガンク・コッホ
 グートルーネ: アンナ・ガブラー
 ヴァルトラウテ: ペトラ・ラング
 第1のノルン: デボラ・ハンブル
 第2のノルン: クリスティーナ・ダミアン
 第3のノルン:カーチャ・ピーヴェク
 ヴォークリンデ:ユン・リー=ハ
 ヴェルグンデ: マリア・マルキーナ
 フロスヒルデ: アン=ベス・ソルヴァング

 ハンブルク州立歌劇場管弦楽団、合唱団
 指揮: シモーネ・ヤング
 録音:2010年10月12,14,17,21日、ハンブルク州立歌劇場

情報元はこちら

②はじめに
ヴァイグレ盤に続き近年の指環ライブ録音であるヤング盤を。
残り数種のライブ最新盤もそのうち書きたいものです。

さすが最新盤だけあって高音質、オーディエンスノイズも殆どなし。

③指揮・オケ
ヤングとハンブルク・フィルは躍動感のある演奏。

ヤングの指揮はテキパキと音楽を纏めながらも、聞かせどころを逃さないものです。まさに劇場叩き上げの名手腕といった感じて、安心感と緊張感の同居した名演奏だと思います。

④歌手
ポラスキのブリュンヒルデを聞くために再生したわけですが、まさにそのポラスキが圧倒的。図太くないながら最後まで破綻しない強靭で硬質な声。それに加え声がコントロールされ、表現がきめ細かい。最後はややお疲れだったとは言え、(ヤングのナイスフォローもあり)終始説得力のある歌唱でした。

現在はブリュンヒルデを歌っているペトラ・ラングがヴァルトラウデ。パワーでごり押している印象はありますが、切迫感の伝わる語りでいいと思います。
以前マイスタージンガーのエヴァで聞いたガブラーのグートルーネ、キャラにあっててよし。ノルン、ラインの乙女たちも問題なし。

フランツのジークフリートは流石に歌いなれていて、また表現も行き届いているようで2幕3幕は聞かせてくれる。ただ朗々と歌ってほしいプロローグから1幕にかけては物足りなさを感じます。
トムリンソンはリズムの崩れや発音がベタつきを(特に最近)感じるので知名度ほど好きな歌手ではないのですが、ここでの悪役然とした存在感はやはり素晴らしい。1幕のモノローグや2幕の終盤は流石っす。
ボルクのグンターもなかなかで、特に2幕最後は気合い充分。最近よく名を聞くW.コッホの演技派アルベリヒもなかなか高水準。合唱も問題なし。
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ヤングの指環の残り三作は未聴なのですが、今から聴くのが非常に楽しみです。
また、すっかりポラスキのファンになってしまいました。意外と録音が少ないのですが、バイエルンでの『影の無い女』とか映像で出ないかな・・・。



((以上感想は素人耳による非常に個人的なものですのでご注意ください))
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